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2017年04月18日
精神波―心は波動である(その2)revised
4.単細胞の振動の意味すること 粘菌はアメーバ様運動をする巨大な単細胞であるが、高等動物の脳の働きに類似する高度な情報活動を行っている。この秘密は、リズム性と形状変化にある。原形質は振動する代謝反応に起因するリズムを示し、したがって細胞は多数の振動子が結合したネットワークを形成する。形状変化は振動子…
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2017年04月17日
エリクソンのライフサイクル⑦
Ⅷ期・老年期(56歳から)-「統合性/絶望」-人は最後に人生への感謝を問われる エリクソンの8つのライフサイクルの8番目が老年期である。老年期は人生の終盤、晩年の時期をいうが、成人期が55歳までであるから56歳からが老年期になる勘定であるが、現代では平均寿命も長くなり、50代は成人期とあまり変わらな…
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2017年04月17日
エリクソンのライフサイクル⑥Ⅶ期
成人、壮年期 25歳くらいから無意識的に、35歳くらいからは意識的に部分的な老化を自覚し始める。 人間は年を取るほど個人差が出てくるので、壮年期と老年期を区分けするのは難しいが、最大公約数的には25歳から55歳くらいを壮年期としても良いだろう。
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2017年04月17日
エリクソンのライフサイクル⑤‐Ⅵ期
前成人期、青年後期( 23-35歳) ―「親密/孤立」―親密性を持つことー家族や同僚との結びつき、結婚に人生をかけ、価値を見出す 青年中期、思春期後半の後の18歳から35歳くらいを青年後期、エリクソンでは前成人期としている。アイデンディティの確立後の成人(壮年)に至るこの期の人間関係を満たすためのテ…
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2017年04月17日
エリクソンライフサイクル④-Ⅴ期。
Ⅴ期。思春期・青年期(13から22歳)「アイデンディティ/アイデンディティの拡散、」-仲間を鏡にして自分を見出す エリクソンによれば、13歳から22歳ころまで、中学生から大学生の時期を思春期青年期という。 普通発達心理学では、児童期と成人期の間の幅広い発達区分を青年期とし、それを更に青年前期、青年中…
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2017年04月17日
エリクソン③Ⅳ.学童期
Ⅳ.学童期(7歳ヵら12歳)「勤勉性(/劣等感)」の基礎づくり―授業時間より休み時間に多くを学ぶ 小学生時代のテーマは勤勉性である。 勉強や遊びを通して、自分も自分なりにやって行けるという有能感が自信をつけ、将来大人になった時に勤勉に生きて行く心の基礎を作る時期に当たる。 子供は、周りの要求と自分…
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2017年04月17日
エリクソンのライフサイクル論②
これまでに述べてきたように、人間の発達論は、フロイトの心理・性的発達論がかつての中心的なアイディアであり、精神の発達を性的衝動の発展として捉えるものであったが、エリクソンは家族の人間関係を重視し、社会的、対人的な側面から発達を見直そうとし、人間は「身体、心理、社会的な存在」として捉えた。そして人間は…