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美容整心メンタルこころの研究室

身体醜形障害とは… 傍目には醜くない容姿なのに、醜いと思い込んでコンプレックスに悩む

身体醜形障害とは、身体の外見容姿の全部あるいは特定の部分について、言われてみれば分かる程度の些細な欠点や、自分の理想像との違いを、過去・現在・未来と生きていく上での根源的な問題として過剰にとらえ、自分の容姿が醜く過ぎるのが、生活の躓きのすべての原因であると考え、手術によって整形すれば問題はすべて解決すると妄想的に思い込んでいることが多い。現在、身体醜形障害の発症原因としては、生育歴からくる様々な不安や欲求による認知の歪み、現在の社会・心理学的な影響や生来的な脳神経・生理学的な錯覚等が関与しているとも言われている。

他人に容姿に関する心ない言葉を言われたり、戸惑うような場面に出くわすことをきっかけに、顔にコンプレックスを持つようになり、自分を卑下,劣等視する価値観(成績抜群で容姿も悪くはない女生徒が、“女の子は勉強ができるだけじゃだめ、それより顔が可愛い方が遥かに価値がある”、などと言われ)が生まれ、負けず嫌いな性格もあり、自分の容姿の些細な気になるところばかりに気が行ってしまい苦しむのが身体醜形障害の一つの典型的な病像ともいえる。

結果として、人に顔を見られたくないと言い出し、外出が出来なくなり引きこもったり、容姿の不満を親のせいだと暴れたり問題行動を起こし、周りとの関係も悪くなり、いよいよ「自分が醜いからうまく行かないのだ」と思い込みを深め悪循環に入ってしまう。 身体醜形障害になるような人達の多くはエネルギーも大きく、志向性も強く、負けず嫌いで、頑張り屋で、完璧主義的な性格傾向の人が多い。男女の思春期に発症することが多いが、女性では更年期に向かう40代にもピークがあるが、その多くは思春期に見逃されている場合が多いとされる。